坂本ラヂヲ株式会社

中目通信

東京モーターショウ2015 所感

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2015.11.10

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2015年東京モーターショウに行ってきました。
私は車好きなのですがここ暫くモーターショウには興味を失っていたので行くのは久しぶりでした。
なぜ興味を失っていたかというと最近の国産車の「ウリ」が燃費(ハイブリット含)と
レーダーによるセイフティ機能だけに偏っていたからなんです。

私はリッター何キロ走ろうとあまり気にしません。
多気筒エンジンの緻密な回り方やメカノイズの質感そして排気音等を聞いていると
「生きているなあ」と実感して自分の「生」を感じるんです。そんなことを考えながら車をドライブする。
だから所謂燃費の運転もしないし燃費もあまり気にしません。
そもそも営業車ではないのでそんなに距離も乗らないですしね・・・・。
以前所有していたAMGのC63みたくあまりに燃費が悪く頻繁にガソリンスタンドに行くのは面倒くさいなあと思ってはいましたが。
どのメーカーもハイブリットに熱心ですが死ぬまで乗らないんだろうなあとボンヤリ思ってます。
こんなことを思っているのはオジサンでしかもほんの一部なんだと思います。
そのうち「車が趣味」なんて人種は絶滅するのではないかと思います。
「冷蔵庫が趣味」なんて人がいないように(いたら失礼!)
「車が趣味なんですよ」なんて発言したらそんな趣味あるの?
って変人を見る目で見られる日が遠くないうちに来るのではと危惧してます。

レーダーセイフティに関してはあった方が良いし車の安全性を高めるのは非常に良い事だと思ってます。
ただ、これも電子部品メーカーが開発した部品の組み合わせなのでどこも一緒になりますから取り立てて言うのもなんか違和感を感じてました。
スバルが一番優れているというのがWEB上で掲載されていて感心しましたが。

以前のようにワクワク感をあまり感じなくなってきていたため私の興味は遠のいていたのですが
そんなオジサンは多いのではないかなと。
遠ざかっていた東京モーターショウではありますがちょっと時間が出来たので行ってみた感想を書こうかと思います。

国産車と輸入車のブースがあるのですが今回もイタリア勢は不在でした。確かに彼らの目は中国に向いてます。
北京モーターショウには積極的ですが東京モーターショウには興味無しです。そう思うとドイツ勢の参加は嬉しかったです。
F車やL車が好きな私はちょっと残念ですがディーラーで試乗できるのであれば良いかとも思い直して各ブースを見ていきましょう!

輸入車は日本では10%の登録台数だそうです。
その中で様々な輸入車メーカーがしのぎを削っているのでメーカーからすると非常に小さくあまり興味の湧かない市場なんでしょうね。
国産車の登録もかなりの割合が軽自動車です。このような状況では国産メーカーも厳しい状況には変わりはないと思います。

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メルセデスベンツ
ここは凄かった!キチンとコンセプトカーの展示があり将来のメルセデスこうなるんだ!という強い意志を感じました。
個人的には自動運転には興味が無いのですが一般的にはそういう方向になるんでしょうね。
先日試乗したAMGはほぼ自動運転が出来るところまで来ていて驚いたのですがドイツ国内では既に実験が行われているそうです。
恐るべしドイツ車!!しかし事故があった場合どうなるんでしょうか?運転は車がしていたのでメーカーに責任?
相手が自動運転で自分が人間の運転だった場合は?等々色々な整備が法を含めて必要になると思います。

アルピナ
オーナーの特権で休憩場所をご用意頂きお茶もできました。ここはBMWを加工しているのでコンセプトカーは提案できません(苦笑)
よってディーラーと同じ展示なのでちょっと物足りない感じです。ニコルさんが出展しているので仕方ないですね。
その場で不在だった担当のセールスからお礼の連絡が来ました。S氏流石です。
アルピナのグリーンとブルーは本当に綺麗な色です。

ポルシェ
新型911が気になります。どこがどう変わったのか?エンジン関係がダウンサイジングして全てターボ付に変身です。
今までは「お!911ターボ!!」なんて言っていたのが「うちのも付いてるよ」なんて。ターボつきが普通になるんですよね。
ポルシェのルール通り今回はボディはそのままでエンジンを全面改定してその次はエンジンはそのままでボディを全面改定です。
そうなると一気に現行が古臭くなってくるからデザインとは不思議なモノです。

ケンオクヤマ
ピニンファリーナでデザインしてましたね。山形県の英雄です。
どこかノスタルジックでよいデザインだと思いました。
それにしてもここは輸入車枠なんだろうか?

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ホンダ
このメーカーはいつもワクワクさせられます。2輪のエンジンを4輪に積んだらどうなるの?素人がよく考えそうなことを
そのままプロジェクトにしてしまうとは!!楽しそうな企画です。
それとシビックタイプRなんかも極めているという点では面白いと思いました。「1秒でも早く走るために」に研究開発する技術者達。
そこにロマンを感じますが一般的な社会の動きはそんなことには興味がなくなってきているんでしょうね。F1やその他のモーター
スポーツの人気の下降さが如実に物語ってます。
今までは車の歴史はパワーアップと値下げによる大衆化の歴史でした。しかし価値観の多様化と共にメーカーは何を
作っていくか?本当に悩んでるんでしょうね。今までは若い人向けにはレーシーにするだけで良かったので技術的には難しくても
商品企画的はそう難しくなかったのかも知れません。ホンダは好きなメーカーです。
それにしてもF1のフロントのウイングの形状が複雑すぎて理解不能です。このちょっとした形状でダウンフォースが大きく変わるんでしょうね。
今は殆どコンピューター解析と厳しいレギュレーションのお陰でどこも大差なくなってきてます。
次期NSXも展示がありました。1400万円くらいで3モーターとかだそうです。個人的にはもう少しラグジュアリー感が欲しい感じです。

マツダ
元気あります。マツダ。最近の車が全然出てこないCMもカッコ良いですね。新しいロードスターも気になる所です。
でもこれ北米向では2Lがあるのだそうで。やはりパワーは大きいほうが良いので国内でも発売することを希望します。
ロータリーが復活するらしいです。13Bあたりでターボで目いっぱいパワー出して欲しいです。この際燃費は無視!
コンセプトカーも美しいです。所謂クラッシックスポーツカーです。ロングノーズショートデッキ。
F12やアストンやトヨタ2000GTなんかを想起させますね。このまま出てきたら1000万円以上でも購入する人いると思います。
これは期待したいです!コンセプトカーは素晴らしいのに実車になると興醒めというパターンが多いので頑張って欲しいところです。

ヤマハ
バイクも若い人が全く購入しなくなりズスキとカワサキではライバルでありながら共通部品を使う関係になってます。
そこまでバイクの市場は厳しい状況なんだと思います。
スズキとカワサキのウインカーが共通なんて以前では考えられないことでした。時代ですね。
開催施設の広さも関係するのでしょうが昔のモーターショウは2輪と4輪は別館でしたが今はもう一緒です。
バイクの登録台数の殆どは原付バイクです。新規で金型を起こすバイクが月に数十台では企画が成り立ちません。
そんな訳ではないでしょうがヤマハの車です。元々トヨタにDOHCエンジンを供給してたりしてエンジン的には
問題無くできるんでしょうね。今回はコンセプトカーなのでエンジンは載ってないと思われます。
この位の大きさのスポーツカーは日本では良いです。デザインも少しノスタルジー入ってます。

スズキ
次期隼のコンセプトがモック(しかも発砲材!)で展示されてました。コスト削減と見せ方によっては効果的かなとも思いました。


時間の関係で全てを回れたのではないのですが雑感として東京モーターショウは世界のイベントの座は北京に譲り日本では
展示会の一つという位置付けに近くなったのかと思いました。「飲食店用厨房展2015」みたいな感じですね。
ちょっと寂しい感じもありますがこれも時代です。昔や良かった的なノスタルジーに浸っている時間は無い!これを感じてまた何か新しいことを始めないとです。
ここからまた新しい何かを感じてまた新たな一歩を踏み出さないとです!疾走れ!!



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